今年から「山の日」のとなり祝日となった8月11日、J2は試合があり珍しい木曜日開催となりました。ニッパツ三ツ沢球技場までやってきました。
本日の対戦相手は、現在J2首位で、今シーズンの前半戦の対戦では、2-5と大敗した、北海道コンサドーレ札幌です。
前節のアウエーでのセレッソ大阪戦では、後半0-2という状況から途中交代で入ったFWカズ選手のカズゴールをきっかけに終盤に追い上げ、最後アディショナルタイムには、MF内田選手のゴールで3-2と勝ち越し、交代で入った選手全てが得点に絡むという、稀に見る大逆転劇で勝利を挙げた横浜FCにとっては勢いをそのままに札幌を迎え撃ちたいところです。
スターティングメンバーは、連勝しているここ数試合と同じ顔ぶれです。前節ゴールを挙げたカズ選手はベンチ外でした。
試合の方は、前半、攻めてくる札幌のに対してGK南選手の好セーブがあったり、クロスバーに当たった跳ね返りをオーバーヘッドシュートを狙われ、それが運良く枠の外に外れたりと、何とか札幌の攻めを凌ぐという状況が続きました。
横浜FCの方も好機があり、大久保選手や野村選手の惜しいシュートがありましたが、札幌の守備を掻い潜る事が出来ません。そのまま0-0でハーフタイムに入ります。
試合が動いたのは後半。札幌が選手交代で、FW内村選手を投入した後から、徐々に札幌の攻撃が増してきました。しかし、ここでもGK南選手の好セーブで札幌に対して得点を与えません。逆にここで失点していたら、この試合は決まっていたと思います。
70分、横浜FCのコーナーキックから一旦GKがボールを弾きますが、その先にFW大久保選手の元に…やや厳しい体勢でしたが、そのままボレーシュート。これが見事に札幌ゴールに突き刺さり、横浜FCが1-0と先制します。
その後、札幌にも決定機のチャンスが訪れます。80分にFKから頭で合わせられシュート。GKが反応出来ずボールが枠内に飛びますが、ここでDF西河選手がヘディングでクリアと好プレー、ゴールを死守します。
この後は、しっかりと守り抜き、そのまま1-0で試合終了。横浜FCが見事に勝利しました。
横浜FCは、これで3連勝となり、順位も一つ上げ、10位となりました。
次節は中2日でアウエーの東京ヴェルディー戦となります。
連勝を延ばし、21日の清水エスパルスとのホーム戦に繋げてもらいたいと思います。
試合データ
